ネクタイは、いつ頃からあるのでしょうか?
また、どのようなきっかけで生まれたものなのでしょうか?
ネクタイは、クロアチア兵が首に巻いた布が始まり
現在のネクタイの原型ができたのは、17世紀頃とされます。
国王に仕えるためにパリに訪れた際、クロアチアの傭兵(ようへい)がしていた格好が、ネクタイのルーツです。
彼らはみな、首に布を巻いており、その姿に興味をもった当時のパリ市民が真似し始めたのです。
「どう? 似合うかニャ?」
写真はこちらからお借りしました。
日本では、1884年に「ネクタイの日」ができる
ちなみに、1884年(明治17年)10月1日に小山梅吉(こやま うめきち)が日本で始めてネクタイを生産したことを記念して、1971年(昭和46年)に、「日本ネクタイ組合連合会」が10月1日を「ネクタイの日」と定めました。
小山梅吉は帽子商で、ネクタイの国産第一号は蝶ネクタイだったといわれています。
なお、日本人の最初のネクタイ着用者は、ジョン万次郎だといわれます。