内科、眼科、耳鼻科、泌尿器科…、実は、医者の肩書は自由だった!?
医師が、自分の専門領域を名乗り、医療機関の看板や広告に出す診療科目のことを「標榜科目(ひょうぼうかもく)」といいます。こうした専門領域がどのように決まるのかといえば、現在の日本の制度では、医師免許さえ取得していれば、どの診療科目をいくでも名乗ることができます。これは、「自由標榜制」と呼ばれ、まったく経験のない診療科を掲(かか)げても、保健所へ届ければ違反にはならないのです。
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医師が、自分の専門領域を名乗り、医療機関の看板や広告に出す診療科目のことを「標榜科目(ひょうぼうかもく)」といいます。こうした専門領域がどのように決まるのかといえば、現在の日本の制度では、医師免許さえ取得していれば、どの診療科目をいくでも名乗ることができます。これは、「自由標榜制」と呼ばれ、まったく経験のない診療科を掲(かか)げても、保健所へ届ければ違反にはならないのです。
日本人の多くは、風邪を引くと病院に行ったり、風邪薬を飲んだりします。 が、そもそも「風邪」という病名はなく、一般的に風邪と呼ばれている...
1885年に発売された、アメリカでもっとも古い炭酸飲料・「ドクターペッパー(Dr Pepper)」。この飲み物が誕生した背景には、とてもロマンチックな逸話(いつわ)がありました。「ドクターペッパー」は、失恋したソーダ売りが医者の娘ペッパーを偲んでつくったものだっったのです。
昔から、ツメの根元の三日月状の部分がなくなると病気だと良くいわれます。 が、これはまったく根拠のない俗説(ぞくせつ)で、気にする必要は...
打診は、18世紀の半ば頃、オランダのアウエンブルッガー(Joseph Leopold Auenbrugger、1722‐1809)医師が、酒場のおやじが酒樽(さかだる)を叩いて酒の残量を調べているのを見て考えついた方法だといわれています。そして、これが内科の診断法として伝えられ、今でも打診は診察の第一歩とされています。