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なんと! 男性のお助け薬「バイアグラ」は、研究の失敗から生まれた!? – バイアグラ誕生秘話

アメリカの製薬会社ファイザーの、イギルス・ケント州にある研究施設で、1996年、5型ホスホジエステラーゼ阻害薬と呼ばれる試薬が開発されました。この薬は、狭心症(きょうしんしょう)の治療薬の開発に必死に取り組んだ結果生まれたものでしたが、臨床試験(りんしょうしけん)の結果、心臓動脈の狭窄(きょうさく)に目立った治療効果がないことが判明します。しかしながら、この薬は偶然にも、”男性の悩み”に画期的(かっきてき)な効果があることが分かったのです。新薬は、血流を高める効果がありましたが、その血管の場所が、研究者の期待した部位ではなく、アソコだったのです。

「ぜんざい」と「おしるこ」はそもそもどう違う? – 関西と関東で異なる基準

「ぜんざい」と「おしるこ」。この2つは、そもそもどう違うのでしょうか?「ぜんざい」と「おしるこ」の区別は、関西と関東でその基準が異なります。関西では、粒あんで汁気(しるけ)のあるものが「ぜんざい」、こしあんで汁気があるものを「おしるこ」と呼んでいます。また、汁気のない粒あんの場合は、「亀山」「あんもち」などと呼ばれているようです。

「OK」の正体は? – 英語圏だけではなく非英語圏でも使われる謎の言葉「OK」の意味を探る

「OK」は、日本人も日常的に使いますが、OKと、アルファベット2文字で構成されていることから、何かの略語とされます。しかしながら、実はこの言葉が何の略なのか、ハッキリしていません。1つは、第7代アメリカ大統領アンドリュー・ジャクソンに由来するという説があります。教養のない彼は、「all correct」の綴(つづ)りを「all korrect」と間違え、承認するという意味で書類にいつも「OK」と書いていたため、それがのちに広まったといいます。

えっ?日本の国歌「君が代」はイギリス人が作曲したものだった!?

国歌と聞くと、かなり古くからあるイメージですが、実は、明治維新になるまで、日本には存在しませんでした。ところが、1869年(明治2年)にイギリス王子エジンバラ公が天皇に謁見(えっけん)するにあたり、イギリス国歌と合わせて演奏するための、日本の国歌が必要になりました。そこで、歌詞は平安時代に編まれた『古今和歌集(こきんわかしゅう)』に収録されている詠(よ)み人知らずの歌を採用。作曲のほうは、催し物当日に国歌を演奏する、イギリスの軍楽隊隊長に依頼し、曲は急遽(きゅうきょ)作られました。

「四六時中」は、もともと「二六時中」だった? – 四六時中の語源

「四六時中(しろくじちゅう)」という言葉があります。これは、「一日中ずっと」「いつも」という意味で、2020年に大ヒットした人気アニメ・『鬼滅の刃(きめつのやいば)』にも登場します。が、実はこれ、もともと「二六時中(にろくじちゅう)」といわれていました。「二六時中」という言葉は、昼と夜をそれぞれ6つの時刻(とき)に分けて1日を表わしていた江戸時代の時刻制度に関係があります。つまり、昼と夜の刻が合わされば1日が12刻(2×6=12)となることから生まれたのが「二六時中」という言葉なのです。

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