「マジンガーZ」最終回の真実!無敵のZが敗北し、グレートマジンガーへ受け継がれる衝撃の結末とは?

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永井豪の代表作『マジンガーZ』は、ロボットアニメの金字塔です。最終回第92話「さようならマジンガーZ」は、視聴者にとって忘れられない衝撃の展開を迎えました。Dr.ヘルとの戦いを終えた兜甲児たちが束の間の平和を楽しむ中、突如襲来するミケーネ帝国の戦闘獣。無敵を誇ったマジンガーZが敗北し、絶望の中で新たなヒーロー・グレートマジンガーが登場します。この劇的な交代劇は、当時の子供たちにトラウマを残しつつも、続編への期待を大きく膨らませました…。

マジンガーZ
写真はこちらからお借りしました。

闇の帝王、光子力研究所への逆襲!

Dr.ヘルを倒し、光子力研究所では勝利の宴が開かれていました。しかし、逃げ延びたゴーゴン大公はミケーネ帝国の闇の帝王に報告し、暗黒大将軍に攻撃を命じます。送り込まれたのは、従来の機械獣を凌駕する戦闘獣グラトニオスとビラニアス。平和の余韻は一瞬で打ち砕かれ、研究所は再び危機に晒されることになったのです。

マジンガーZ、まさかの敗北!

弓さやかのダイアナンAやボスボロットが応戦するも、圧倒的な力の前に撤退。兜甲児は負傷を押してマジンガーZで出撃しますが、戦闘獣の力は機械獣の比ではありません。必殺の「光子力ビーム」も通じず、超合金Zの装甲が初めて溶かされるという絶望的な展開。甲児は「今までどんな敵にも負けなかったのに…」と悔しさを滲ませます。ついにマジンガーZは大破し、光子力研究所は壊滅寸前に追い込まれたのでした。

グレートマジンガー、颯爽と登場!

その瞬間、科学要塞研究所から剣鉄也がグレートマジンガーで出撃。圧倒的なパワーで戦闘獣を次々と撃破します。「アトミックパンチ」「グレートブーメラン」「サンダーブレイク」といった必殺技が炸裂し、敗北したマジンガーZの無念を晴らすかのように敵を粉砕。新たなヒーローが登場したのです!

甲児、アメリカへ旅立つ

戦いの後、甲児は弓博士の提案でさやかと共にアメリカ留学へ。父・剣蔵がサイボーグとして生きている事実は知らされず、甲児は新天地へと旅立ちます。こうして物語はグレートマジンガーへと引き継がれ、ミケーネ帝国との戦いは鉄也に委ねられることになります。

まとめ:敗北は新たな物語の始まり

『マジンガーZ』の最終回は「ひどい」と評されることもありますが、それは無敵のヒーローが敗北する衝撃と、続編への大胆な橋渡しが視聴者の心に強烈な印象を残したからです。敗北は終わりではなく、新たな物語の始まり。昭和アニメ史に残る名場面として、今なお語り継がれています。

「マジンガーZ」のテレビ放送
1972年12月3日 – 1974年9月1日(全92話)

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