ネジが右回しなのは何故?

ネジ 木ネジ

ネジは、右に回して締める構造になっていますが、これは何故なのでしょうか?

その理由は、人間の利き腕に関係しているといいます。
手首から肘(ひじ)にかけての部位は「前腕(ぜんわん)」と呼ばれますが、これを外側に回す運動を「回外(かいがい)」、内側に回す運動を「回内(かいない)」といい、「回外」の方が強い力を発揮することができます。

ネジを締める・緩(ゆる)めるという動作に関していえば、締めるときに、より強い力が必要とされます。

そして、統計データによれば、世界における左利きの割合は9人に1人で、圧倒的に右利きの人が多いという現実があります。

つまり、ネジには、右利きの人が「回外」の動きをとれるように、右回しの構造が採用(さいよう)されているというわけなのです。

ちなみに、一部のガス管は、締めるときに力を入れすぎて亀裂(きれつ)が入るのを防ぐために、逆向きになっています。
また、自転車のペダルも、右側は時計回りで締まり、左側は反時計回りで締まるようになっていますが、これは、漕(こ)いでいる間にペダルが緩んで外れてしまうのを防ぐためです。

なお、右回りのことを「時計回り」呼びますが、これはかつて北半球で発明された「日時計」の影の回り方が、現在の機械式時計の文字盤でも採用されていることに基づいています。

 

This entry was posted in 雑学. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*