症状一覧

「打診」は、酒屋のおやじが酒樽をカンカン叩いているのを見て生まれた? また、これで本当に症状が分かる?

打診は、18世紀の半ば頃、オランダのアウエンブルッガー(Joseph Leopold Auenbrugger、1722‐1809)医師が、酒場のおやじが酒樽(さかだる)を叩いて酒の残量を調べているのを見て考えついた方法だといわれています。そして、これが内科の診断法として伝えられ、今でも打診は診察の第一歩とされています。

「百日咳」の名前の由来は? – 文字通り百日間にわたってひどい咳が持続することから

主に幼児がかかる病気に百日咳というのがあります。 この病名には、どのような由来があるのでしょうか?百日咳(ひゃくにちぜき)は、乳幼児でとくに問題となる病気で、この病気にかかると、文字どおり百日間もの長期にわたってひどい咳が持続するところからこの名があります。この病気は、百日咳菌(Bordetella pertussis)という細菌が、気管支粘膜(きかんしねんまく)などの気道粘膜(きどうねんまく)に感染して発症します。この菌に感染すると、気道粘膜が剥(は)がれ落ち、炎症が起きて重大な損傷(そんしょう)を受けます。

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