七夕の織姫のラブレターはアサガオ?

朝顔

小学生の頃に、ひとりひと鉢のアサガオを育てた経験のある方、夏休みには毎朝咲く花の数に一喜一憂(いっきいちゆう)した思い出のある方もいらっしゃることでしょう。
そんな夏の風物詩、アサガオは、奈良・平安時代の頃に渡来した植物で、原産地は熱帯アジアやヒマラヤ山脈です。

アサガオは、最初は観賞用ではなく、薬草として日本にやってきました。
草全体を干したものを煎(せん)じるほか、種も利尿剤(りにょうざい)、寫下剤(しゃかざい)などとして使われました。
この種のことを「牽牛子(けんごし)」といっていましたが、現在ではアサガオ自体の別名が「牽牛子」「牽牛花(けんぎゅうか)」となっています。

牽牛とは、七夕のお話しに登場する彦星(ひこぼし)のことで、名前の一致は偶然ですが、それに伴って織姫(おりひめ)のことを朝顔姫とも呼びました。
年に1度しか会えないふたりですが、7月7日が雨になると、さらに次の年まで待たなければなりません。
そんなとき、織姫はアサガオの葉に恋歌を書いて天の川に流し、彦星へ送ったといわれています。

七夕

ちなみに、アサガオは「朝顔」ではなく「朝容」というのがもともとの漢字です。
容は「美しい容姿」のことで、朝容は「朝咲く美しい花」という意味です。

 

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