壁にあるコンセント。
良く見ると、左右の穴の大きさが違っています。
これはなぜなのでしょうか?
その理由は、アースされている側と、アースされていない側を区別するためです。
この記事では、コンセントの穴の大きさが違う理由と、危険なので絶対にやっていけないことを詳しく解説します。
【?】電源プラグは左右同じ大きさ!
コンセントの穴は左右違っています。
そこで、電気製品についている電源プラグの方を見ると、あらっ?こちらは2つとも同じ大きさですね。
電源プラグの方は左右対称なのに、コンセントの穴だけが左右非対称になっているのはなぜなのでしょうか?
コンセントの穴の大きさが左右で違う理由
コンセントの2つの穴の大きさが違う理由は、アースされている側と、アースされていない側を区別するためです。
具体的には、穴の大きい方はアースされている側であることを、穴の小さい方はアースされていない側であることを表わしています。
「アースされている」とは?
「アースされている」とは、文字通り地面(大地)につながっているということです。
大きい穴から建物の外に出ていく線を辿(たど)っていくと、地面につながる線に行き着きます。
危険!やってはいけないこと
上記のような構造になっているため、万一大きい穴の方に指を差し込んでしまったとしても、感電することはありません。
しかし、小さい穴の方に指を差し込むと、感電するので危険です!
そして、このアース側を示す「目印」は、電気屋さんの誤配線によるものか、まれに逆になっていることがあります。
なので、くれぐれも指を入れてチェックするなどの行為はやめましょう。
もしもコンセントの極性を確かめたい場合には、検電器やテスターなどの検査器具を使用するようにしてください。


