浦島太郎は、玉手箱を開けておじいさんになったあと、鶴になった?

御伽草子(おとぎぞうし)「浦島太郎」は、亀を助けたお礼に竜宮城に招待され、乙姫から手厚いもてなしを受けた主人公の浦島太郎が、帰るときに乙姫からもらった、開けてはいけない玉手箱を開けてしまったために、老人になってしまうという話ですが、…。

何と、この話には続きがありました!

室町時代に書かれた「浦島太郎」の原作には、玉手箱を開ける箇所には以下のように記されています。
少し長いですが書き込みます。

浦島が自分の国に戻ると、あたりの様子はすっかり変わってしまっていた。

「きっと違う島に来てしまったのだ」

と思った浦島は、自分の国を探すため船出(ふなで)した。
そして腹が減ってどうしようもなくなった浦島は、竜宮城でもらった重箱(じゅうばこ)を開けた。
すると、たちまちおじいさんに。

浦島太郎 玉手箱を開ける

そして、鶴に変わってしまった。

浦島太郎 鶴に変わる

「なぜ…なぜあの女はこのような仕打ちを…」

鶴になってしまった浦島は竜宮城へとひき帰した。
乙姫の前に舞い降りた浦島に対して、

「重箱を開けてしまわれたのですね」

乙姫は優しく語りかけた、すると浦島は、

「腹が減っていたんだ!! 重箱の中身といったら食い物に決まってる!! 開けて何が悪い!! 鶴になると誰が予想するか」

と、乙姫に言い返した。

それを聞いた乙姫は、

「あなたは、ここで過ごした日を3年と思われてるかもしれないのですが、本当は700年も経っているのです。人間だったら死んでしまうじゃないですか」

「なるほど!だから鶴か」

「そうです」

と、乙姫。

こうして鶴になった浦島太郎は、乙姫に姿を変えていた亀と残りの300年を共に愛し合い過ごしました。

浦島太郎の続き

浦島太郎の登場する、現存する最も古い文献(ぶんけん)は、奈良時代に書かれた「日本書紀」で、「鶴になった」という記述が初めて出てくるのが、室町時代に書かれた御伽草子の「浦島太郎物語」です。

現在のストーリーになったのは、明治29年に、児童文学者の巌谷小波(いわや さざなみ、1870年(明治3年) – 1933年(昭和8年))が書いた「日本昔噺(にほんむかしばなし)」の中にある「浦島太郎」からです。

それでは、何故そのときに、浦島太郎が鶴になって乙姫と幸せに暮らすというハッピーエンド部分が省略されてしまったのでしょうか?

それは、「浦島太郎が約束を破って玉手箱を開けたためにおじいさんになった」ということで、子供たちに、「約束を破ると悪いことが起こる」ということを伝えようとしたためということです。

参考にしたサイト
【トリビアの泉】浦島太郎は玉手箱を開けておじいさんになったあと、鶴になった : ゆうじの気まぐれなブログ
http://blog.livedoor.jp/abacabu-abacabu/archives/36486836.html

 

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