CMのナレーションに早口のものが多い理由は?

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高級ウイスキーや高級車のCMの中には、ゆったりとしたナレーションがぴったりきます。
一方、スナック菓子などのように庶民的なもののCMには、概して早口のものが多いです。

15秒から30秒という短い時間の中で、商品の名前、特徴、おいしさなどを訴えるためには、早口になるのも無理からぬ話だとお思いになる方もいるでしょうが、実はこれには隠された理由があります。

かつてアメリカで放映されたあるオーデコロンのCMは、テニスプレーヤーが登場し、30秒でその商品のセールスポイントをしゃべるというものでした。
が、実験の結果、意外な事実が判明しました。このCMを、まったく内容を変えずに24秒に縮めたところ、視聴者の記憶に残る率が30%も上昇したのです。

2割も時間を縮めれば、当然早口になります。
早口になれば、それだけ聞く人の頭の中を通過していくスピードも早くなり、ふつうに考えれば記憶されにくくなりそうなものですが、実際には、逆に印象深くなったというわけです。

現代は、何事もスピードが求められる時代といわれますが、CMのナレーションも、そうした世相(せそう)と関係があるのかも知れません。

 

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