県よりも大きな「市」があるって本当?

市よりも県の方が大きいのは常識のようにも思えます。
しかしながら、実は県よりも大きい市が存在します。
それは、国際会議観光都市に指定されている、岐阜県(ぎふけん)北部にある高山市です。

岐阜県高山市
 岐阜県高山市

岐阜県高山市は、2005年(平成17年)2月1日に、岐阜県北部の旧高山市がその周辺の9町村を編入合併して誕生しました。
人口は、約9万人ほどと、それほど多くはありませんが、その面積は2178平方キロメートルで、日本最大となっています。

最も面積が広い都道府県は、北海道の7万8421平方キロメートルで、次が岩手県の1万5275平方キロメートル。
最も面積が小さい都道府県は、香川県の1877平方キロメートルで、それに大阪府の1905平方キロメートル、東京都の2191平方キロメートルが続きます(2015年10月1日現在)。

つまり、高山市は、「市」でありながら香川県や大阪府よりも大きく、東京都とほぼ同じ大きさなのです。
ただし、山林が市域の92%ほどを占めているため、可住面積(かじゅうめんせき、=人が住むことができる面積)は限られます。

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