野球は、現在は9イニング(9回)制で行なわれています。
この野球が、かつては21点先取のスポーツだったことをご存じですか?
野球は、かつては21点先取のスポーツだった
現在は、9イニング(9回)制で行なわれている野球ですが、19世紀の最初の野球の規則では、両チームは同数のアウトという条件で21点を先取したチームが勝ちというのがルールとなっていました。
しかしながら、当時はストライクもボールもなかったため、丸1日かけても試合が終わらないこともよくありました。
そこで、1857年に、9回終了時に得点の多かったチームが勝ちというルールに変更。
リードしているチームも、9回裏の3アウトまでプレーを続け、リードされているチームが9回裏に逆転しても3アウトまでプレーするので、サヨナラ勝ちもありませんでした。
現在と同じ、9回裏なしやサヨナラ勝ちがはじまったのは、1880年のことでした。