江戸の戯作者、蜀山人の出した「のんべえの心得」とは?

おちょこと 徳利

江戸時代の戯作者(げさくしゃ)のひとり・蜀山人(しょくさんじん)は、たいへんなのんべえでした。
蜀山人は、日本各地の造り酒屋を訪れては、味見をして狂歌(きょうか)を読んだといわれています。

しかも蜀山人は、自ら「飲酒法令」というのを作って、酒を飲む心得を述べています。
その心得とは、

一、節句(せっく)と祝儀(しゅうぎ)のときには飲むことにしよう
一、珍客(ちんきゃく)があれば飲むことにしよう
一、月見、雪見、花見のときには飲もう
一、二日酔いをさますときには飲もう
一、一日中飲むのは止めよう

つまりは、年中飲んでいたようですが、蜀山人はまた、いくつものよい酒の飲み方も述べています。
それはたとえば、お酒は楽しく飲むべきといったようなことです。

やけ酒は、体をこわす酒の典型で、うさばらしの酒は結局体の負担を増やし、酒に飲まれる酒となりがちです。
一日中飲むのは、もちろんよくありません。
飲むときにはならずつまみも用意し、たんぱく質を補給しながら飲むのはよい飲み方です。

しかしながらこの心得、いわば「のんべえの書いた、のんべえによる、のんべえのための心得」。
そこのところがどうも…。

 

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