世界一薄い紙は、0.02ミリだった?

土佐 典具帖紙
写真は、こちらからお借りしました。

土佐特産の和紙「典具帖紙(てんぐじょうし)」は、薄くて丈夫な紙として、かつてはタイプライター用紙として重宝されていました。
が、コピー機の普及によって、需要(じゅよう)が激減(げきげん)してしまいました。

しかしながら、2009年に、その伝統を伝える「ひだか和紙」が、機械漉(す)きによって、厚さわずか0.02ミリという、天然繊維でできた紙としては世界で最も薄い紙の開発に成功。
典具帖紙の名を、再び、表舞台に押し上げました。

典具帖紙の特徴は、薄さと丈夫さに加えて、製造過程で塩素を使用しないために劣化(れっか)しないことです。
この特徴を生かして、絵画、古文書、仏像などの修復で多く使用され、東京・浅草寺宝蔵門の吽形(うんぎょう)像をはじめとして、海外においても、スペイン、ポルトガルの図書館、西欧、中東、中国などへ活躍の幅を広げています。

 

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