ムンクの「叫び」は、実は叫んでいるわけではなかった?

エドヴァルド・ムンク
エドヴァルド・ムンク
写真は、こちらからお借りしました。

19世紀から20世紀のノルウェー出身の画家エドヴァルド・ムンク(1863年 – 1944年)。
彼の代表作といえば、誰もが一番に思い浮かべるのが「叫び」でしょう。

「叫び」というので、てっきり叫んでいるのだと思いきや…、実は違うようです。

ムンクの代表作である「叫び」は、赤く染まったフィヨルドの夕景と不気味な形、そして中央の橋の上に、人物が両手で顔をおさえて、何かを叫んでいるように見えます。
が、実はこの絵は、この人物が絶叫(幻聴)を聞いてしまい、その恐怖心から耳をおさえて、何かと戦っている様子が描かれているものなのです。

作者のエドヴァルド・ムンクは統合失調症(精神分裂症)を患(わずら)っており、その症状である「幻聴(げんちょう)」・「幻覚(げんかく)」・「妄想(もうそう)」に、ひどく悩まされていたといいます。
そして、その実体験をもとにして誕生したのが、「叫び」だったのです。

よって、中央の人物こそは、ムンク自身なのではないかとされています。

 「叫び」 ムンク

ムンクが叫びを描いたのは1903年のこと。
一方、恋愛関係のもつれから発砲事件が起きてしまい、ムンクの左手中指(関節の一部)を失ってしまうのが1902年です。

これが、精神状態を不安定にさせた要因のひとつとされており、その後アルコール依存症に発展。
そして、1908年にムンクは統合失調症と診断されることになるのです。

参考にしたサイト
ムンクの叫び!作者は統合失調症だった-ココロスキップ
http://www.cocoro-skip.com/fukushi/10128.html

 

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