ブラックボックスは、何故墜落しても壊れないのか?

ブラックボックス

飛行機事故の際、その原因を究明(きゅうめい)するために欠かせないのがブラックボックスです。

ブラックボックスというのは、高度や速度などの飛行データを記録するフライトレコーダーと、コックピット内の音声を記録するボイスレコーダーを合わせた通称です。

が、飛行機が墜落した際に、壊れないのは何故なのでしょうか?

機体の中にあるボイスレコーダーとフライトレコーダーは、ステンレス鋼板(こうはん)製の頑丈(がんじょう)なカプセルに入れられています。
このカプセルは、なんと、1100℃の高温に30分以上さらされてもびくともしないような耐熱性と、3400Gの衝撃を受けたり連続した約2.5トンの力を5分間加えられたりしても平気な耐衝撃性をもっています。

そして、水中に沈んだ際には、内蔵の水銀電池を動力源にして、水深6000メートルの水圧に耐えながら、30日間自動的に超音波信号を発信し続けるようになっています。

くわえて、このブラックボックスは、事故が起きたときに最も衝撃を受けにくい「機体後部のトイレの上」や「天井裏」、「後方貨物室付近」などに設置されているのです。

飛行機 墜落

ちなみに、「ブラックボックス」という名称は、いわば”封印されていて中身が見えない箱”といった比喩(ひゆ)表現であり、必ずしも「黒い箱」を意味しません。
実際のボイスレコーダーやフライトレコーダーは、事故後に回収しやすいように、赤色やオレンジ色に塗装されています。

 

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