なんと!「青い」アカトンボがいる?

青いアカトンボなんて、そんなヤツはいないだろうと思うかも知れませんが、瀬戸内海沿岸部や近畿地方(きんきちほう)にはいるのです。

それは、「ナニワトンボ」です。

青いアカトンボ ナニワトンボ

名前の中にある「ナニワ」は、お分かりの通り「浪速」で、大阪を意味しています。
これは、このトンボが初めて発見されたのが、大阪だったことに由来しています。

このトンボは、前述したように、生存分布が瀬戸内海沿岸部や近畿地方に限られているのが特徴で、このようなトンボは他にはいません。

具体的には、福井県を北東端にして、三重県、近畿二府四県、鳥取、岡山、広島、香川、愛媛(えひめ)の各県に分布しています。

また、この「ナニワトンボ」は、トンボなのに日なたを好みません。
沼地や、池のそばの木陰(こかげ)で生活をしています。
日陰にいたから青くなったわけではありませんが、確かに青色をしています。

地域限定だったり、日陰が好きだったりと、「ナニワトンボ」はこのように、ちょっと変り種のトンボなのです。

それでは、何故この「青い」トンボが、アカトンボの仲間に入れられているのでしょうか?

それは、体つきがアカトンボに似ていることや、雌雄(しゆう)が連結したまま産卵するためです。
学術的には、後方の羽が広い不均翅亜目(ふきんしあもく)という種類に属しています。

ちなみに、アカトンボの仲間には、他にも変わったヤツがいます。
それは、「オオキトンボ」という、これまた赤くなく、「橙色(だいだいいろ)」をしたトンボです。

オオキトンボ 橙色のアカトンボ

この「オオキトンボ」は、中国、朝鮮半島、ロシア、そして日本(本州から九州)に分布するトンボです。
見ての通り、体全体が橙色をしています。
こちらも、アカトンボの仲間に分類されています。

いずれにしても、名前はアカトンボなのに、青や橙色のトンボがいるなんて面白いですね。

参考にしたサイト
不思議なアカトンボ ナニワトンボ-神戸のトンボ/トンボの話題
http://www.odonata.jp/04topics/Sympetrum_gracile/
青い赤トンボ?! | 夏井いつきの100年俳句日記
http://100nenhaiku.marukobo.com/?eid=1292483

 

This entry was posted in 雑学. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*