音楽一覧

「ヘッドバンギング」は、実は脊髄損傷や頸部損傷等を誘発する危険な行為だった!

ロックやヘビメタのライブなどで、曲に合わせてブルンブルンと激しく首を振る「ヘッドバンギング」。この「ヘッドバンギング」は、命にかかわることはありませんが、避けた方がよい”危険な行為”といえます。頭を激しく振ると、骨と骨との間にあってクッションの役目を果たしている椎間板(ついかんばん)の劣化(れっか)が進み、脊髄(せきずい)を損傷(そんしょう)する可能性があります!そればかりではありません!

えっ?日本の国歌「君が代」はイギリス人が作曲したものだった!?

国歌と聞くと、かなり古くからあるイメージですが、実は、明治維新になるまで、日本には存在しませんでした。ところが、1869年(明治2年)にイギリス王子エジンバラ公が天皇に謁見(えっけん)するにあたり、イギリス国歌と合わせて演奏するための、日本の国歌が必要になりました。そこで、歌詞は平安時代に編まれた『古今和歌集(こきんわかしゅう)』に収録されている詠(よ)み人知らずの歌を採用。作曲のほうは、催し物当日に国歌を演奏する、イギリスの軍楽隊隊長に依頼し、曲は急遽(きゅうきょ)作られました。

歌舞伎界を「梨園」と呼ぶのは何故?

話は中国・唐の時代に遡(さかのぼ)ります。楊貴妃(ようきひ)とのロマンスでも有名は玄宗(げんそう)皇帝は、芸能活動に力を入れたことでも知られています。玄宗は、自ら音楽に興じるだけではなく、宮廷音楽を演奏する人々の子弟(してい)を庭園に集め、音楽や舞(まい)を習わせていました。 そして、この庭園に梨の木が植えてあったことから、彼らは「皇帝梨園(りえん)の弟子」と呼ばれたといいます。

「ねこふんじゃった」はロシアでは「犬のワルツ」、フィンランドでは「ねこのポルカ」になる?

「ねこふんじゃった」という練習曲があります。大変ユーモラスな曲で、子供のときに、学校で誰でも一度は弾いてみたことがあるのではないでしょうか。しかしながら、この曲のタイトルが国ごとに違うということをご存じですか?日本と同じ猫が登場するのはフィンランドの「ねこのポルカ」、ルーマニアの「黒ねこのダンス」などで、ロシアでは「犬のワルツ」となり、ドイツやベルギーでは、なんと、「ノミのワルツ」になってしまうといった具合です。

日本人は高い音が好き?-日本の伝統的な音楽は、概して高い律を含む

音の絶対的な高さについていえば、日本の伝統的な音楽は、概して高い律を含んでいます。奈良時代に大陸から輸入された雅楽(ががく)は、当初は高音域の大合奏でしたが、低音域を受け持つ楽器である大篳篥(おおひちりき)、竿(う)、箜篌(くご)などは淘汰されてしまい、残ったのはかん高い音を出す竜笛(りゅうてき)、笙(しょう)、筝(そう)などです。そして、日本の伝統的な声楽も高い声を好みます。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告