命名一覧

「大福餅」は、3回も改名を繰り返していた? – 「大福餅」改名秘話

大福餅は、この名前に落ち着くまで、「うずら餅」と呼ばれていました。大福餅のふっくらとした形が鳥のウズラのようで、また焼いて焦(こ)げた色も、何となくうずらっぽいからでしょう。そのうち、腹がふくらんだ形なので、「腹太餅(はらぶともち)」と呼ばれるようになり、その大型のものを「大腹餅(だいふくもち)」と呼ぶようになりました。腹太よりも大腹のほうが、よりデブだったわけです。

「ハッピーターン」は、不況時だからこそと命名された?

細長い楕円形(だえんけい)の洋風せんべい「ハッピーターン」。 亀田製菓の開発した、主力製品です。そして、そのおいしさのカギとなるのが、秘密の粉「ハッピーパウダー」です。植物由来のたんぱく加水分解物(かすいぶんかいぶつ)に砂糖や塩、うまみ成分である数種類のアミノ酸を調合した複雑な味は、日本人にピッタリなものとなっています。さて、このハッピーターンが開発されたのは、1976年(昭和51年)のことです。当時、日本は第一次オイルショックの影響で、不景気の真っ只中(まっただなか)にありました。

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