大判・小判の長円形はどこから来ている? – 米俵がモチーフだった
大判・小判のあの優雅な長円形は、米俵(こめだわら)がモチーフとなっています。「六百万石の大名」などといわれたように、米は経済力の象徴だったため、金貨もこれにあやかったというわけです。大判を作ったのは豊臣秀吉ですが、1枚が10両に相当するので、今でいうと10万円札のようなものになります。この金額になると、大名や大商人しか手にできないので、あまり評判がよろしくありません。
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大判・小判のあの優雅な長円形は、米俵(こめだわら)がモチーフとなっています。「六百万石の大名」などといわれたように、米は経済力の象徴だったため、金貨もこれにあやかったというわけです。大判を作ったのは豊臣秀吉ですが、1枚が10両に相当するので、今でいうと10万円札のようなものになります。この金額になると、大名や大商人しか手にできないので、あまり評判がよろしくありません。
カゴメマークは、現在では"KAGOME”のロゴマークの方がおなじみですが、このマークは以前はスーパーの食品売り場などでよくお目にかかっていました。このメーカーの社名とマークが決まったのは大正時代のことです。当時は、「愛知トマトソース」という社名でした。そしてこのマークは、有力候補のデザインが次々と使えなくなったあげく、創業者がひねり出した苦肉の作品だったのです。
「OK」は、日本人も日常的に使いますが、OKと、アルファベット2文字で構成されていることから、何かの略語とされます。しかしながら、実はこの言葉が何の略なのか、ハッキリしていません。1つは、第7代アメリカ大統領アンドリュー・ジャクソンに由来するという説があります。教養のない彼は、「all correct」の綴(つづ)りを「all korrect」と間違え、承認するという意味で書類にいつも「OK」と書いていたため、それがのちに広まったといいます。
北アルプスの、いわゆる”裏銀座コース”にある標高2924メートルの「野口五郎岳(のぐちごろうだけ)」。この名前の由来は、やはりあの歌手に由来しているのでしょうか?実は、野口五郎の名前の方が、この山から取られていました。「野口五郎岳」という名前は、大町市(おおまちし)西部の「野口」という集落からよく見え、山全体、またはその目立つ部分が、岩石でごろごろしているところから、「ごろお」「ごーろ」の当て字で「五郎」になったといわれます。
タラの子はタラコなのに、ニシンの子はニシンコといわずに「カズノコ」といいます。これは一体、何故なのでしょうか?「ニシン」という魚の名前は、お腹に抱える卵が多いところに由来するといわれます。つまり、たくさんの卵を抱えてお腹が膨(ふく)らんでいる様子が、まるで「妊娠(にんしん)」しているようだというわけです。そして、このニシンの卵が「カズノコ」です。