由来一覧

えっ? 「てるてる坊主」は女の子だった?

運動会や遠足などの前日に、てるてる坊主をつくって、「♪あ~した天気にしておくれ~♪」と歌いながら、窓際に吊(つ)るしたことがある方は多いのではないでしょうか?このてるてる坊主、何せ名前が「坊主」なので、てっきり男の子だと思いきや、なんと、女の子でした!それでは、中国では女の子だったてるてる坊主が、日本に入ってきて男の子に変わってしまったのは何故なのでしょうか?その理由は、日本では僧侶(そうりょ)が天候の祈祷(きとう)を行なっていたためだといわれています。

アントニオ猪木の「闘魂ビンタ」の始まりは?

1990年(平成2年)5月16日のこと、当時国会議員だったアントニオ猪木は、早稲田予備校で行なわれた講演で、予備校生たちのパンチを腹部に受ける余興(よきょう)を行ないました。が、その中の1人は、実は少林寺拳法(しょうりんじけんぽう)の有段者で、力を込めて殴ったため、この不意打ちに準備できなかったアントニオ猪木は、反射的に予備校生にビンタを打ってしまいました。その予備校生は猪木のファンだったようで、ビンタを受けた直後に、「ありがとうございました」と一礼したことで事なきを得ました。これが「闘魂ビンタ」の始まりです。

えっ? 「安全かみそり」は、もともと「安全性重視」で発明されたものではなかった?

「安全かみそり」と聞くと、使用者にとって安全に使えるように設計されたかみそり、というイメージがあります。しかしながら、なんと、このかみそりは、もともと「安全性重視」で発明されたものではありませんでした。1895年のこと、ジレットはセールスの旅先でひげそり用のかみそりを研(と)いでいました。そのとき、彼の頭に妙案(みょうあん)が浮かびました。「何でこんなに厚い刃にして、1回1回研がなければならないんだ? ”刃を薄い鋼鉄にして安くあげれば、使い捨てにできる!”」

髪飾りの「カチューシャ」は、トルストイの作品中の登場人物だった?

髪を押さえるように留める、アーチ形の髪飾りを「カチューシャ」と呼びますが、この言葉は一体どこから来ているのでしょうか?カチューシャというのは、ロシアに多い女性の名前・エカテリーナの愛称です。この名前の由来となったのは、ロシアの文豪トルストイの作品「復活」に登場する、主人公カチューシャという人物だといいます。

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