意外一覧

ニシンの卵を「ニシンコ」ではなく「カズノコ」というのは何故? – 「カズノコ」の語源

タラの子はタラコなのに、ニシンの子はニシンコといわずに「カズノコ」といいます。これは一体、何故なのでしょうか?「ニシン」という魚の名前は、お腹に抱える卵が多いところに由来するといわれます。つまり、たくさんの卵を抱えてお腹が膨(ふく)らんでいる様子が、まるで「妊娠(にんしん)」しているようだというわけです。そして、このニシンの卵が「カズノコ」です。

「四六時中」は、もともと「二六時中」だった? – 四六時中の語源

「四六時中(しろくじちゅう)」という言葉があります。これは、「一日中ずっと」「いつも」という意味で、2020年に大ヒットした人気アニメ・『鬼滅の刃(きめつのやいば)』にも登場します。が、実はこれ、もともと「二六時中(にろくじちゅう)」といわれていました。「二六時中」という言葉は、昼と夜をそれぞれ6つの時刻(とき)に分けて1日を表わしていた江戸時代の時刻制度に関係があります。つまり、昼と夜の刻が合わされば1日が12刻(2×6=12)となることから生まれたのが「二六時中」という言葉なのです。

なんと、たった1%の金持ちが、世界の富の半分を握っている! – 「金は天下の回り物」というのはウソだった!

世界中で、貧富(ひんぷ)の差が問題となっている昨今(さっこん)ですが、衝撃的な報告が発表されました。その報告によれば、世界の最富裕層(さいふゆうそう)80人の総資産額(そうしさんがく)が、下層(かそう)の35億人分(世界の人口の約半分)に相当するというのです。より厳密にいえば、世界の人口のたった1%しかいない超富裕層が世界の富の48%を、残り52%のうち46%を上位20%の富裕層が握っており、その他の層が握る割合は、世界全体の総資産のわずか5.5%にとどまっているのです。

「ねこふんじゃった」はロシアでは「犬のワルツ」、フィンランドでは「ねこのポルカ」になる?

「ねこふんじゃった」という練習曲があります。大変ユーモラスな曲で、子供のときに、学校で誰でも一度は弾いてみたことがあるのではないでしょうか。しかしながら、この曲のタイトルが国ごとに違うということをご存じですか?日本と同じ猫が登場するのはフィンランドの「ねこのポルカ」、ルーマニアの「黒ねこのダンス」などで、ロシアでは「犬のワルツ」となり、ドイツやベルギーでは、なんと、「ノミのワルツ」になってしまうといった具合です。

バンドエイドは妻思いの優しい夫によって発明された? – バンドエイド誕生秘話

「バンドエイド」は、ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson)の商標で、1920年にアメリカで生まれました。当時、同社の社員であった28歳のアール・E・ディクソンは、妻のジョセフィーヌが非常に不器用で、彼女が台所に立つたびに、火傷(やけど)や切り傷を負うことに頭を悩ませていました。そこで考えついたのが、テープと包帯を合体させた救急絆創膏です。そしてこれが、「バンドエイド」の原型になったのです。

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