動物一覧

徳川綱吉は、なんと、カラスを流罪にしたことがある?

ある日のこと。綱吉が江戸城紅葉山(もみじやま)を歩いていると、突然彼の頭の上に、「ポトリ!」と何かが落ちました。それは、なんとカラスの糞(ふん)!綱吉は、激怒(げきど)しました。が、自分自身が出した「生類憐みの令」により、カラスを死刑にすることができません。そこで彼は、そのカラスを捕獲(ほかく)し、流罪(るざい)の刑に処することにしました。

DNA鑑定鑑定は、なんと、ひき肉の成分分析にも使われていた?

人間の血縁関係はもとより、最近では生物の祖先を調べたり、ウイルスの型を診断するときなどにも使われるDNA鑑定。その活躍の場は、さらに広がっています。さて、このDNA鑑定は、身近な食べ物の調査にも使用されていることをご存知でしょうか?そのきっかけとなったのは、2007年(平成19年)に社会問題となった「食肉偽装事件(しょくにくぎそうじけん)」です。

鳩が、首をフリフリしながら歩くのは何故?

公園や駅の広場などで見かける鳩。見ると、首をフリフリしながら歩いています。このユニークな歩き方は、鳩の特徴(とくちょう)のひとつといえます。が、あんなに首を振って歩いていたら、目が回らないのかと不思議になります。鳩は、一体何故、このような歩き方をするのでしょうか?鳩の場合、目をあまり動かすことができません。そこで、眼球運動の代わりに、頭を動かさない時間を作り、モノをしっかりと目で捉(とら)えているのです。

人は「指紋」で、牛は「鼻紋」で識別する?

人間は、個人を識別するのに「指紋」が使われています。何故ならば、周知の通り、指紋は一人ひとり違うからです。それでは、人間以外の場合はどうなのでしょうか?牛の場合には「鼻紋(びもん)」と呼ばれるものがあります。鼻紋というのは、牛の鼻先にある特有の皺(しわ)のことで、人の指紋と同様、1頭ずつそれぞれ異なっており、一生変わることがありません。血統などの証明を必要とする和牛などは、ほとんどの場合、子牛が生まれると1頭ずつこの鼻紋を採取して、この部紋で固体識別をしています。

不老不死のクラゲが存在するって本当?

人間が古くから夢見てきた不老不死。実は、そのヒントが隠されているとして、「ベニクラゲ」を使った研究が進められています。普通のクラゲは、有性生殖の後に死を迎え、海水中で溶けて消えます。しかしながら、このベニクラゲの場合は違います。ベニクラゲの場合は、まず肉団子状になり、続いて細い枝状のポリプを伸ばします。そして、このポリプに再びクラゲの若い体が形成され、やがて分離して泳ぎだします。死を迎えてから再生するまでの期間は、約2ヶ月半です。

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