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えっ? 「安全かみそり」は、もともと「安全性重視」で発明されたものではなかった?

「安全かみそり」と聞くと、使用者にとって安全に使えるように設計されたかみそり、というイメージがあります。しかしながら、なんと、このかみそりは、もともと「安全性重視」で発明されたものではありませんでした。1895年のこと、ジレットはセールスの旅先でひげそり用のかみそりを研(と)いでいました。そのとき、彼の頭に妙案(みょうあん)が浮かびました。「何でこんなに厚い刃にして、1回1回研がなければならないんだ? ”刃を薄い鋼鉄にして安くあげれば、使い捨てにできる!”」

「大福餅」は、3回も改名を繰り返していた? – 「大福餅」改名秘話

大福餅は、この名前に落ち着くまで、「うずら餅」と呼ばれていました。大福餅のふっくらとした形が鳥のウズラのようで、また焼いて焦(こ)げた色も、何となくうずらっぽいからでしょう。そのうち、腹がふくらんだ形なので、「腹太餅(はらぶともち)」と呼ばれるようになり、その大型のものを「大腹餅(だいふくもち)」と呼ぶようになりました。腹太よりも大腹のほうが、よりデブだったわけです。

板チョコに「ミゾ」が入っているのは何故? – 割りやすくするためではなかった!

板チョコを買うと、たいてい「ミゾ」が入っています。この「ミゾ」があるために、食べるときにパキッ!と割れて、とても便利です。しかしながらこの「ミゾ」、もともと食べやすさや割りやすさを考慮(こうりょ)して入れられたものではありませんでした。実はこのミゾは、チョコレートの製造工場(せいぞうこうじょう)において、生産効率(せいさんこうりつ)を上げるために入れられたものだったのです。

海の水がしょっぱいのは何故?

海の水がしょっぱいのは、岩石(がんせき)に含まれる塩分が雨で溶(と)け出して、川から海へ流れ込んだためという説がよく知られています。ところがもうひとつ、"海水の塩分はもともと地球の内部にあったもの"、という説もあります。地球の内部というのは、マグマのことです。

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