パンをおいしく保存する強い味方とは?

トーストをくわえ、颯爽と出社するビジネスマン
トーストをくわえ、颯爽(さっそう)と出社するビジネスマン

ジトジトした季節に、頭を一番悩ませるのが、食べ物の保存法です。
なかでも、乾燥したヨーロッパ育ちのパンは、湿気が大の苦手。
うっかり放置しようものなら、あっという間に青カビの巣窟(そうくつ)となってしまいます。

しかしながら、湿気の多い日本でも、パンをおいしく保存するのに、強い味方があらわれました。
それは、冷凍庫です。

たとえば、8枚切り200円のプレーンなパンでも、二重にしたビニール袋に入れて冷凍しておけば、風味をそこなうことなしに、相当長い期間保存ができます。

このパンを食べるときには、アルミホイールに包んで、オーブントースターで解凍します。
こうすれば、焼きたての状態に戻ります。
普通に食べるよりも、よほどおいしいかも知れません。

また、食パンなら、カチカチにかたくなってしまったあとでも、打つ手はいくらでもあります。
サイコロ状に切り、油できつね色になるまで揚(あ)げれば、スープのクルトンになりますし、砂糖やシナモンをふりかければ、おやつに最高。
いっそのこと、さらにかたくしてからつぶせば、自家製のパン粉にはやがわり。

ただし、アンパン、クリームパン、カレーパンといった加工パンには、この方法は不向きです。
古くなる前に、さっさと食べてしまうに限ります。

どの世界にも、このようなつぶしのきかない輩(やから)はいるようで。

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