ガイガーカウンターは、五感では感じ取れない放射線を検出していた?

原子力発電所 事故

2011年3月11日に起こった福島第一原子力発電所の事故で、注目が集まった「放射線測定器」。

放射線にはさまざまな種類がありますが、原発事故があった際に問題となるのは、アルファ線、ベータ線、ガンマ線、中性子線の4種類です。

しかしながら、これらの放射線は人間の五感では感じ取れないため、検出するためには測定器が必要となります。

放射線測定器には、さまざまな種類がありますが、歴史的に最も有名なのが「ガイガーカウンター(ガイガー=ミュラー計数管、GM管)」です。
これは、「気体の電離(でんり)作用」を利用したもので、放射線は測定器内の気体の分子と衝突して電子を出します。
その電子を増幅(ぞうふく)することで、放射線を測定します。

また、他に放射線を測定する機器として、「半導体測定器」というものもあります。
これは、半導体に飛び込んだ放射線が、半導体原子に衝突して電子を出す「固体の電離作用」を利用しています。
この電子を電流として検知(けんち)することで放射線を測定するもので、気体と固体という違いはありますが、基本的な原理は、ガイガーカウンターと同じです。

このように、さまざまな種類の放射線測定器がありますが、こうした機器を使っても、正確な放射線量の測定は難しいといわれています。
原子力発電所の事故現場ならともかく、それ以外の地域の放射線量は小さいため、簡易的な装置では正確な検出が困難なのです。

そのため、放射線測定器を個人で利用するときには、あくまでも目安としての利用にとどめておくべきでしょう。

 

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