2017年07月一覧

マーガリンはバターの代用品を公募して生まれた? – マーガリン誕生秘話

マーガリンが発明されたのは、ナポレオン2世のお蔭(かげ)です。当時のフランスは、ビスマルク率いるプロシアとの戦争の真っ最中で、物資が不足し、特にバターが欠乏していました。フランス料理においては、大量のバターを使います。「腹が減っては戦ができぬ」ということわざがありますが、おいしいものが食べられない状況は、士気(しき)の喪失(そうしつ)に直結します。そこでナポレオンは、バターの代用食品の発明を公募(こうぼ)しました。

ウグイスは、鳴き声からつけられた名前だった?

「ホーホケキョ」と、大きな声でさえずるウグイス。オオルリ、コマドリとともに、美しい声で囀(さえず)る「日本三鳴鳥」のひとつです。このウグイスは、鳴き声からつけられた名前だということをご存じですか?ウグイスのウグは、「奥」という言葉が変化したもので、イスは「イヅ(出づ)」のことです。”春になると、谷の奥より出てくる”という意味の「奥出(おくい)づ」がその名の由来だと記され、これが定説とされていました。

「大福餅」は、3回も改名を繰り返していた? – 「大福餅」改名秘話

大福餅は、この名前に落ち着くまで、「うずら餅」と呼ばれていました。大福餅のふっくらとした形が鳥のウズラのようで、また焼いて焦(こ)げた色も、何となくうずらっぽいからでしょう。そのうち、腹がふくらんだ形なので、「腹太餅(はらぶともち)」と呼ばれるようになり、その大型のものを「大腹餅(だいふくもち)」と呼ぶようになりました。腹太よりも大腹のほうが、よりデブだったわけです。

板チョコに「ミゾ」が入っているのは何故? – 割りやすくするためではなかった!

板チョコを買うと、たいてい「ミゾ」が入っています。この「ミゾ」があるために、食べるときにパキッ!と割れて、とても便利です。しかしながらこの「ミゾ」、もともと食べやすさや割りやすさを考慮(こうりょ)して入れられたものではありませんでした。実はこのミゾは、チョコレートの製造工場(せいぞうこうじょう)において、生産効率(せいさんこうりつ)を上げるために入れられたものだったのです。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告